寺院紹介

大空閣寺の創建

大正十年(一九二一)に大空閣寺第一世聖慶和尚(しょうけいわじょう)により、玉川瀬田の地に堂宇が創建されました。

現在、玉川八十八ヵ所霊場 第三十八番札所としても知られ、多くの檀信徒様方に支えられています。

大空閣寺の本尊

大空閣寺は東京都に於ける唯一の虚空蔵霊場で、丑年・寅年生まれの方の守り本尊です。大空閣寺では丑、寅の像が本堂の前で鎮護しています。虚空蔵菩薩の加護のもと、宗教的な平和と安心をもたらすために活動しています。

本尊は虚空蔵菩薩です。真言宗のご本尊は大日如来ですが、大日如来は宇宙そのものと言われており、すべての仏さまの根本そのものです。そのため、真言宗の本尊は様々です。

虚空蔵菩薩は福徳と智慧を授けてくれ(福智円満)、諸々の願いを満たしてくださる(能満諸願)仏さまです。

大空閣寺と真言宗豊山派の歴史

大空閣寺の正式名称は、真言宗豊山派 如意山 福智院 大空閣寺と申します。宗派は真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)です。

真言宗は弘法大師空海上人によって9世紀初頭(平安時代)に開かれました。その後、東寺や高野山を中心に広がり、時代の流れと共に分派していきました。真言宗豊山派の元は、12世紀前半に真言宗中興の祖とされる興教大師覚鑁(かくばん)上人が、大勢の弟子を引き連れて根来山に基礎を築いたところからはじまります。しかし、戦国時代に根来寺は焼き討ちにされてしまい、それを逃れた専誉僧正(せんよそうじょう)が豊臣秀長公によって奈良の長谷寺に招かれ、豊山派が誕生しました。長谷寺の山号が「豊山」だったので、真言宗豊山派という名称になりました。大空閣寺は、歴史ある宗祖弘法大師空海上人の法統を受け継ぐ、真言宗豊山派の教えを弘めています。

境内紹介

本堂(昭和四十二年 大空閣寺第二世弘慶和尚建立)

永代供養六角堂中宮殿(平成四年 第三世弘賢和尚建立)

観音堂(平成十五年 第三世弘賢和尚建立)

常施餓鬼観世音菩薩(通称ハーモニカ観音・出世観音)

年間行事紹介

御護摩法要


正月一日、二日      午後二時 初護摩法要
正月十三日       午後二時 大護摩法要
五月十三日       午後二時 大護摩法要
九月十三日       午後二時 大護摩法要

お申し込み頂きますと御護摩札をお授けいたします。御護摩札とは本尊虚空蔵菩薩の御霊徳を宿したご分霊であります。皆様のお願い事は御護摩でご祈祷いたします。

御護摩の願意

厄除開運・家内安全・商売繁盛・身体壮健・交通安全・学業成就・厄災消除
良縁成就・合格祈願・當病平癒・心願成就・安産祈願・無病息災・必勝開運
旅行安全・大願成就・航空安全・事業繁栄

御護摩札

五千円木札
一万円木札

 

その他行事


七月四日  合同供養祭(大施餓鬼法要)

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